熱狂の日びわ湖「うたごころがつくるとくべつなとき」ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)

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このコンサートの前の小曽根さんのピアノによるジュノームの演奏がとても素晴らしくてやっと得をした気分になってたのは良いものの、自由にやってしまった分演奏時間が延びてしまって、このコンサートの開演まで時間が5分しかなく、駆けつけた小ホールでのプーレさんの音楽会は特別なものになりました。
シューマンのソナタの途中から替わり始めた小ホールの色は彼の色一色になって、その中で時には体を大きく振り、ときには激しさをその自分の周りの空気さえ利用するのかと言うほど振るわせて伝えて、ソナタはオケの音楽よりも雄弁で厚みがあって、ジャズ風のガデンツアよりオリジナルに満ちていて、それは実はクラシックの魅力、同じ音を譜面通り出していても自分の人生や出会った事柄、そして移りゆく気持ちそれをどう音楽で表現しようか迷った時間の量等々が演奏に出てしまうそれを共感して聞くことが出来る喜び、だからもちろん聴く側にも演奏側と同じような体験が演奏以外は無いと行けないし、それが多ければ、クラシック音楽に特化した知識がなくても共鳴ができるのだけれど。。。素晴らしい演奏会でした。
フォークシンガーの高石さんが一人一人観客を見ながらどんな会場でも歌っているように、プーレさんも一緒、聞いている一人一人にどのように伝わっているか確かめながら、音を確実に観客の耳よりも少し奥にある心に届けるようにうたっていました。プログラムに追加したノクターンはシューマンのソナタの完成度と双璧で素晴らしいものでした。
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考えてみるとこの音楽祭及び他の時の演奏会は曲を素晴らしく演奏している演奏会には出会うのですが、彼のように血となり肉となっているものを切り取って出してくるような生々しさみたいなものはあまり感じたことが無かったのかなと思いました。それほど他の演奏会と色が違いました。






ジェラール・プーレ ロシア・ロマン派を歌う
NYS-CLASSICS
ジェラール・プーレ

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